ストレージ
フローのデータの多くは、その実行の間だけ存在します。ステップが作り、後続のステップが使い、実行が終わると消えます。ストレージ は、毎回読み込むファイルや、ある実行が次の実行のために残す値など、もっと長く保持したいデータのための場所です。
サイドバーの ストレージ を開くと、2 つのタブがあります。
| タブ | 内容 |
|---|---|
| ファイル | ドキュメント、テンプレート、生成したレポートなど、フローやエージェントが使うファイル。 |
| 共有変数 | カウンターや最終同期日時など、ワークスペース内のすべてのフローが読み書きできる小さな値。 |
ストレージの内容は ワークスペース に属し、ワークスペース内のすべてのフローから使えます。
ファイル
ファイル タブには、各ファイルの名前・種類・サイズ・状態・ファイル ID が表示されます。追加するには アップロード をクリックし、ファイルを選んで、名前・カテゴリ・用途(任意)を設定します。
フローはファイルを 2 つの場所で扱います。
- ストレージ は、削除するまでファイルを保持します。
- 実行の作業領域 は、実行中だけファイルを保持します。ファイルに変換やファイルから抽出などのステップは、ここにあるファイルを名前で読み書きします。作業領域は実行後に自動で消去されます。
次のノードが、2 つの場所の間でファイルを移したり、ファイルを作成したりします。
| ノード | アクション | 内容 |
|---|---|---|
| ファイルストレージ | ファイルをアップロード | 実行の作業領域のファイル、またはテキストや JSON などの内容をストレージに保存します。 |
| ファイルをダウンロード | ファイル ID を使って、ストレージのファイルを実行の作業領域にコピーします。 | |
| ファイル一覧 | ストレージのファイルを一覧表示します。種類・拡張子・フローで絞り込めます。 | |
| ファイル詳細取得 | ファイル ID からファイルの詳細を取得します。 | |
| ファイル削除 | ストレージからファイルを完全に削除します。 | |
| ファイルに変換 | CSV・JSON・HTML・テキスト・バイナリとして保存 | データから実行の作業領域にファイルを作成します。 |
| ファイルから抽出 | ファイルを JSON / テキストに抽出、CSV を JSON にパース | 実行の作業領域のファイルを読み、内容を出力します。 |
| PDF を生成 | HTML テンプレートから PDF を作り、ストレージに保存します。 |
たとえば、ストレージにアップロードした CSV を読むには、ファイル ID を指定して ファイルストレージ › ファイルをダウンロード を実行し、ダウンロードしたファイル名を指定して ファイルから抽出 › CSV を JSON にパース を実行します。フローで作ったレポートを残すには、ファイルに変換 › CSVとして保存 の後に ファイルストレージ › ファイルをアップロード を実行します。
共有変数
共有変数は、last_sync や processed_count のような名前付きの値で、ワークスペース内のどのフローからも読み書きできます。フローは 変数 ノードで保存・読み込みを行い、共有変数 タブですべて確認できます。
変数ノード
変数ノードの スコープ種別 には 2 つの設定があります。
| スコープ種別 | 値が残る期間 | 使える範囲 |
|---|---|---|
| フロー内(既定) | 現在の実行が終わるまで。 | 同じ実行内のステップのみ。 |
| 共有(全フロー) | 削除されるまで、または 有効期限(秒) が過ぎるまで。 | ワークスペース内のすべてのフローと 共有変数 タブ。 |
アクションはキーで値を保存・読み込みします。
| アクション | 用途 |
|---|---|
| 値を保存 / 複数値の保存 | 1 つまたは複数の値を保存する。 |
| 値の取得 / 複数値の取得 | 1 つまたは複数の値を読む。 |
| リストに値を追加 / リストから値を取り出す | リストに追加する、またはリストから取り出す(簡単なキューなど)。 |
| 値を削除 / すべての値を削除 | 値を削除する。 |
変数を項目に直接入れることはできません。まず 値の取得 のステップで読み、そのステップの出力(例: 最終同期を取得.value)を参照します。前のステップのデータを使う を参照してください。キーが存在しない場合、キー未存在時に成功扱い をオフにしていなければ、値の取得 は空の値で成功します。
共有変数を管理する
共有変数 タブでは次のことができます。
- 各変数のキー・値・型・有効期限・最終更新日時を確認する。
- キーの先頭で検索し、型で絞り込む。
- 変数を追加 で手動で追加する。値には任意の JSON を使えます: 引用符で囲んだテキスト(
"hello")、数値、true/false、null、リスト、オブジェクト。有効期限 は任意です。 - 変数を 編集 または 削除 する。削除した変数は、それを読むフローから見つからなくなります。
- 従来の変数をインポート で、共有変数がワークスペースに属する前に保存された値を取り込む。
制限
| 制限 | 値 |
|---|---|
| 1 つの値のサイズ | 1 MB |
| 1 つのリストの項目数 | 1,000 |
| 組織あたりの共有変数の数 | 10,000 |
| 組織あたりの合計サイズ | 100 MB |