コンセプト
ここでは AI Studio の基本となる考え方を説明します。フローが何でできているか、どのように開始するか、データがステップからステップへどう渡されるかを理解すると、ほかのドキュメントも読みやすくなります。
全体の仕組み
フロー はキャンバス上で作る自動化の仕組みです。どのフローも同じ形をしています。
- トリガー がフローを開始します。フォームの送信、Slack のメッセージ、スケジュール、Webhook URL へのリクエストなどがきっかけになります。
- その後に ステップ が順に実行されます。ステップはそれぞれ 1 つの仕事をする ノード です。メールの送信、CRM レコードの作成、AI モデルへの質問、条件による分岐などがあります。
- 各ステップは 前のステップのデータ を使えます。トリガーのデータと、それまでに実行されたステップの出力を、後続のステップで利用できます。
トリガーが発火すると、AI Studio はフローを 1 回実行します。この 1 回の実行を 実行履歴(エグゼキューション)と呼び、各ステップが何を受け取り何を返したかを後から確認できます。
トリガー ステップ ステップ ステップ
┌───────────┐ ┌───────────┐ ┌───────────┐ ┌───────────┐
│ フォーム │ ───▶ │ CRM │ ───▶ │ AI で返信 │ ───▶ │ メールを │
│ 送信 │ │ レコード │ │ を下書き │ │ 送信 │
└───────────┘ │ を作成 │ └───────────┘ └───────────┘
└───────────┘よく使う用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| フロー | 自動化の単位。1 つ以上のトリガーと、それに続くステップで構成されます。 |
| ノード | キャンバス上のボックス。トリガーもステップもノードです。 |
| トリガー | イベント が起きたときにフローを開始するノード。 |
| イベント | トリガーが待ち受ける出来事。例: Slack の 新規メッセージ投稿。 |
| ステップ | トリガーの後に続くノード。 |
| アクション | ステップが行う処理。多くのノードには複数のアクションがあります。例: Slack ノードの Send Message や Get User。 |
| 出力 | トリガーやステップが生成するデータ。後続のステップで使えます。 |
| 実行履歴 | フローの 1 回の実行。ステップごとに記録されます。 |
| 認証情報 | Slack のトークンなど、ほかのサービスへの接続情報。ノードがサインインに使います。 |
このセクションのページ
- 組織とワークスペース: 誰が何を見られるか。
- フローとノード: キャンバス、ステップ、アクション、設定。
- トリガー: フローを開始する方法。
- 前のステップのデータを使う: ステップの出力を次のステップに渡す方法。
- 分岐・ループ・待機: ルートの切り替え、繰り返し、一時停止。
- ストレージ: 実行が終わっても残るファイルと共有変数。
- 実行履歴: フロー実行時に起きること。
- バージョンと公開: 下書き、公開バージョン、本番反映。